先月末に足を骨折してしまい家から出れないので、ここ2週間ぐらいずっとNETFLIXを見ていました。新型コロナによる巣篭もり需要でNETFLIXの契約者数も増えているそうですね。色々な動画コンテンツ見た中で、その中でも特におすすめできる映像作品のベスト3を記載しておきます。
【1位】シカゴ7裁判
2020年公開/映画
あらすじ
平和的に行われるはずの抗議デモが、警察との激しい衝突に発展。その責任を問われ逮捕・起訴された7人は、米国史上最も理不尽な裁判に立たされる。 戦争の抗議デモから暴動へと発展し、バックグラウンドのそれぞれ違う7人の男たちが、暴動を扇動した罪で裁判にかけられてしまう、という事実に基づく物語です。
特徴と感想
- 裁判シーンが多く会話が多めだが、全然飽きさせない。
- 事件の全容が徐々に明らかになっていくところもハラハラして良かった。
- 1960年代を題材としているが、ところどころ現代のアメリカの風刺になっていて感慨深い。
- 不公平な裁判に立ち向かう弁護士かっこいい。
- もっとアメリカの歴史について知識があったらより一層楽しめると思う。
- とっつき難いと感じる人も、騙されたと思って見てみて欲しい。
職場の先輩から進められて見ましたが、視聴開始直後は「ほんとうにこれ面白いの?」的な懐疑的な感じで見てました。が、後半に行くに連れ、手に汗を握る感じで応援しちゃってました。ほとんどが法定での会話劇で構成されているのですが、飽きる事がなくあっと言う間の140分。ラストがすごい良かった。
【2位】 クイーンズ・ギャンビット
2020年公開/ドラマ 全7話
あらすじ
お母さんを事故でなくした幼少期の主人公が、ふとしたことがきっかけでチェスにハマっていく。成長の過程で、新しい家族との問題やお酒やドラックの依存症を克服しながら頂点を目指していく人生山あり谷ありのサクセスストーリー。
特徴と感想
- チェスを知らなくても、ヒューマンドラマ的な要素大部分なので充分楽しめる。
- チェスしたくなってiPhoneのチェスアプリをインストールした。
- 天才少女が成長するにつれてどんどん人間味が出てくるのがよかった。
- 全7話でうまく完結しているので非常に見やすい。
- 1960年代のファッションや街並みやインテリアを上手く再現している、おしゃれ。
- 世界史で習った、当時のアメリカのソ連との関係が垣間見えて面白い。
全然チェス知らないけど、対局シーンのドキドキ感がすごかった。実際のチェスプレイヤーが監修しているという事で、ルールを覚えてからまた見たいなと思いました。
【3位】アメリカン・マーダー 一家殺害事件の実録
2020年公開/ドキュメンタリー
あらすじ
2018年に米コロラド州で起こった殺人事件を題材にしたドキュメンタリー映像。当時妊娠15週目だった34歳の母親シャノン・ワッツと、彼女の3歳と4歳の娘が殺された事件の顛末を、警察の記録映像をはじめとした関係者から入手した映像をそのまま使用して映像作品化。
特徴と感想
- 国は違えど、今年一番のホラー。現実が一番怖い。
- 実際の事件に基づいた、被害者のSNSや警察の記録映像で構成されていて、新しく撮った映像は無さそう。
- 衝撃の犯人、現実が一番怖い。
- 実際の事件を知らなかったけど、2周目をみるとホント恐怖映像。
- 記録映像だけでよくここまでの映像作品にしたなぁ。
まとめ
近年、NETFLIXオリジナルのクオリティーがめちゃくちゃ上がっている気がします。「アメリカン・マーダー 一家殺害事件の実録」とかは、映画ではできない挑戦的な映像作品な気がする。
コロナで外出自粛が推奨されているため、自宅でNETFLIXを見て楽しむのはいかがでしょうか。